【葉巻の湿度管理】失敗するとどうなる?乾燥と過加湿が招く「恐ろしい代償」を徹底解説

葉巻の湿度管理 コラム・How to

葉巻の湿度調整は大事だ。葉巻の湿度調整をミスるとせっかくの葉巻がダメになる。
一般的には温度16〜18℃・湿度65〜70%が良いとされる。
これについては葉巻の本家のHabanos S.A.(ハバノス)が推奨するオフィシャルの数値だ。

で、今回は湿度にスポットを当てた話をしたい。
そして、この数値を大きく外れ、湿度調整をミスすると具体的にどうなってしまうのか。その恐ろしい代償について解説していきたい(ちょっと大袈裟

乾燥しすぎた場合

湿度が65%を下回り、葉巻が乾燥しすぎてパリパリになった状態を解説する。ちなみに葉巻をヒュミドール等に入れずにそこらにほうっておくとほぼ100%この状態になる。

1.味わいの変化

葉巻を乾燥させすぎた場合、味わいが終わる。
乾燥した葉巻を吸った人ならわかると思うがとても辛くなる。あと、辛味とともに雑味が出る時もある。つまり吸えたもんじゃない。
乾燥した葉巻は、本来メーカーが意図した「味わいの黄金比」を崩すことになる。

2.香りの喪失

乾燥により葉巻本来の香りが喪失する。スカスカな香りになったり、場合によっては紙を燃やしているようなものになる。これについては乾燥によって葉巻の油分、つまりはフレーバーも飛んでしまうことによるものだ。

・・・乾燥は葉巻の大敵であることがわかったと思う。
まとめると乾燥しすぎた葉巻は味わい、香りともに悪くなる。

過加湿状態の場合

それでは湿度が70%を超えて、過加湿状態になった場合はどうなるか?解説する。

1.カビの発生

湿度が高すぎると、葉巻にカビが発生する。
カビの発生は葉巻の保管でもなかなか恐ろしいことだと言える。特に黒カビ青カビの場合は葉巻自体がダメになる。ジエンドである。無理してカビ葉巻を吸うと体調が爆散する。っていうか体に悪いから吸わないでおきましょう。つまりは葉巻を破棄するしかない。それにカビが他の葉巻やヒュミドールにも付く可能性があるのでおそろしいことこの上ない。

ちなみに白カビであればぬぐえば取れる。そして喫煙にも問題なし。私もごくたまに葉巻に白カビを発生させることがあるが拭って気にせず吸っている。問題もなし。

2.ラッパーの膨張、破裂

過加湿により、葉巻自体が膨張してラッパーが割れるという現象が起きる。ラッパーが大きく割れてしまった葉巻は吸う際に割れ部分から空気が抜けてしまう。つまりラッパーが割れてしまった葉巻は吸えない。

・・・まあ割れがごく小さいのであればまあ吸うことはできる。多少割れがあっても指で割れ目を抑えるなりすることでなんとか吸える。私はそうしてる。また、外見上は問題なくても火をつけて吸っていると葉巻の温度上昇に伴う膨張でいきなりラッパーが割れたりもする。

ちなみに、とあるタバコ屋さんの人から聞いた話だが梅雨時期に湿度が80%を超えて、在庫の葉巻すべてが割れてしまい、ダメにしたなんて話も聞いたことがある。まあ葉巻の過加湿は乾燥以上にリスキーということだ。

3.火がつきにくい、不完全燃焼

水分を含みすぎた葉巻は火がつきにくくなる。それだけでなく不完全燃焼の原因にもなる。
煙が重くなるだけでなく、味わいの輪郭がぼやける。また、不完全燃焼による雑味感が出る。

人によって好みの湿度は微妙に違う

葉巻の保管する湿度については、冒頭でも言った通り
「温度16〜18℃・湿度65〜70%」
とりあえず上記の温度と湿度で管理すればハズレはない。

ちなみにこれは人によって微妙に変わってきたりもする。過去に行ったシガーバーのマスターは、強めの加湿が好きという人もいた。ちなみにその人は湿度が70%後半で保管していた。で、そこの葉巻を実際にその葉を吸ってみたがうまかった。味わいとしては、やや重く、刺激感がない味わいだった。

個人的には結構好みの味わいだった。それ以降、私の場合、湿度を70%ちょいで管理している。やや重めで刺激感が少なめな味わいとなっている(推奨はしない
ちなみにカビ等も発生していない(ただし気温が上がればやばいと思う
まあこれはあくまでも私の好みによるものだ。参考の一つにしてもらえればと思う。

葉巻の種類によっても変わる?

これについては私の見解が混ざっているので参考程度に。一応、書き記す。

1.キューバ産の葉巻

キューバ産の葉巻ついては本家の湿度が間違いなくいい(そりゃそうか
ちなみにキューバ産の葉巻はノンキューバの葉巻と比べて葉の密度が高いことが多い(ニカラグアやドミニカ等)なので湿度含むと目に見えて葉巻が膨張する。

過去、湿度調整をミスって湿度80%超えで管理となった。その時は目に見えてフット部分が開き、ひび割れが発生した。後述するが、ノンキューバ葉巻も同様の湿度で管理したことがあるがキューバ葉巻ほど目に見えてフットが開いたりひび割れることはなかった(長期間は危険だとは思うが

2.ノンキューバ葉巻

ノンキューバ葉巻についてはキューバの葉巻に比べて、比較的葉の密度が低めのものが多い。
なのでセーフゾーンが広く多少湿度が高くても大丈夫だったりする(個人的見解
多少、湿度が高くてもキューバ産葉巻よりもラッパーの割れやフットの広がりが抑え目だ。それにやや問題なく吸える。特にニカラグアとかのリーズナブルな葉巻は独特の刺激感みたいなのを感じることが多いが、湿度を高めにすることでその刺激感が少なめになって吸いやすくなる。まあこれは好みの問題。

まとめ

基本的には、ハバノス公式の湿度で管理するのが間違いない。ただし人によって好みの湿度にチューニングするのもありだと思う。

ぶっちゃけ、公式の湿度より多少ズレたところで葉巻がダメになるわけでもない。葉巻は繊細なようで案外タフ。ただし、公式の湿度から大きく外れた場合は、それなりのリスクを伴う。なので、その点は注意だ。

自分の好みの湿度、見つけるというのもある意味、葉巻の楽しみの一つだと思う。

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